Initial release: 20 June, 2024 Revised: 22 Aug., 2024 12F629で作ったベーシックエレキー(esmKeyer629) のメモリ使用状況を見ていると,機能を絞ってシンプルにすれば秋月電子で45円の10F222-I/Pでもできそうです(そのままではデータメモリが不足).機能の絞り方として速度を3段階に限定し,プッシュスイッチを押すたびに順次切換え巡回(中→高→低→中→...)するようにしました.短点優先,メモリなしはesmKeyer629と同じです. 回路図 回路図です(PDFは こちら ).キーイングトランジスタ Q 1 はフォトカプラでエレキーの主回路から絶縁してフローティングになっていますので,プラスキーイング・マイナスキーイングのいずれにも対応できます.ベース・エミッタ間抵抗は,キーイングトランジスタを確実にオフにするため挿入しています.キーイング電流が1mA程度でしたら, Q 1 と10kΩなしにフォトカプラのトランジスタを直接キーイング出力にしても良いと思います.電池は回路図上ではLR6(単3)と記載していますが,LR03(単4)で十分です.カメラ用リチウム電池(CR2とかCR123A)やボタン型電池(例えば,LR44×2とかCR2032とか)もあり得るかもしれません. スピードは50cpm/70cpm/85cpm(欧文暗語)の3段階としました.デフォルトは中速の70cpmです.符号発生の方法は esmKeyer629 の方に書きましたが, 短点は1ms,長点は3msの時間待ちを送信速度に応じた回数繰返しています.本当なら _delay_us() を用いて for 文を廻る際に費やす時間を1000μs,3000μsから差し引いて時間待ちを設定する必要がありますが,本機では省略しています. xc8のソースコード(ダウンロードは こちら )は以下のとおりです.ライセンスは CC BY-NC-SA 4.0 International です: /* * File: esmKeyer222.c * Author: Cosy MUTO, JH5ESM * * Version 1.0, 20 June, 2024 * CC BY-NC-...